1.血液循環の促進

　足部反射区療法は血液の循環を促進して、新陳代謝を向上させて、栄養の消化吸収、排泄物（毒物）の排出がスムーズに行われます。
冷え性に効果的です。
　中医学では生命の源である「気」を増幅させるだけでなく、全身をスムーズに巡り臓腑を調整します。
　全身の気が充実すると、最も関係が密接な五臓（肝・脾・心・肺・腎）が調整され体が整います。

2.臓腑器官の機能を調整

　足部反射区療法は。反射作用によって、人体臓腑器官の平衡状態を保ちます。同時に臓腑器官の衰退も防ぎます。
　よって糖尿病や高血圧など成人病と上手にお付き合いできるようになります。中医学では、五臓の陰陽と五行状態を促すことで
す。主となる五臓が平衡であれば、六腑も必然的にバランスが取れ、全身の状態が向上します。特に「先天之気」である腎の機能を向上させ、その他臓器の原動力を高めます。

3.内分泌系の増強

　足部反射区療法は、内分泌系機能の強化と調整します。ホルモン分泌の調整は、全身の平衡と代謝を保つのに大変重要な役割を担っています。成人病や、アレルギーや冷え性などの病気に密接な関係があります。
　中医学では、気血、津液の増強と言えます。特に気と臓器の関係に作用し、バランスを取ることによって、体内の環境を整えます。

4.免疫力の増幅

　足部反射区療法は、全身の免疫系に作用して、自己免疫能力を高めます。虚弱体質で風邪を引きやすい人や、アレルギーと言った現代病と関係があります。
　中医学では、体表で体を守る「衛気」と衛気を司る肺に作用して、邪気の体内進入を防ぎます。